不安に対する対処法
不安や恐怖から目をそらそうとするとあなたを守りたいというその一心で危険を知らせるために大きな存在感を示します
逆に不安や恐怖心を迎え入れると、納得して離れていくものです。
不安や恐怖はそれがなにかがわからないから不安や恐怖のままなんです。
不安になったり恐怖を感じたりすることがあると思いますが
そもそもなぜ不安や恐怖を感じるのか?
ここは一つの大きなポイントになりますが
正体がわからないものに対して人は不安や恐怖を感じます。
真っ暗闇の中でパチパチと音が聞こえたとして
その音を出している正体がわからないので怯えたり恐怖を感じます。
その音を出している正体を見極めようと、とっさに明かりをつけるのはその現れです。
その音の正体が隣で寝ている旦那のイビキ音であればそれはそれで怖いのですけど(笑)源泉がわかれば対処ができます
この例えからもわかるように不安や恐怖はなぜ不安を感じるのか?恐怖を感じるのか?
をしっかり明確にする必要があります。
で、どのように対処すればよいのか?
①何に対して不安や恐怖を感じているのかをノートに書き出してキチンと視覚化して不安の正体を脳みそに理解させる。
※それがなにかわからない場合は思いつく限り書き出す
②なぜ不安や恐怖を感じるのか?そのメカニズムを理解しておく。
③不安や恐怖心は過去や未来志向のときに訪れます、今にフォーカスを当てるために深呼吸をして今にフォーカスを当てる
①については脳みそにその不安や恐怖心がどこから来ているのかその源泉を知らせるためです。
そうすれば脳は勝手に情報処理をして"今"やるべき対策を見つけてくれるでしょう。
※大勢の人前でのスピーチが控えていることに対する不安ならば、しっかりと原稿に目を通して鏡を見てスピーチの練習をするかもしれません。
②につきましては
なぜ恐怖や不安を感じるのか?そのメカニズムを知ることにより不安や恐怖を感じることは別に悪いことでとなければ、生命を存続させるために大いに役に立つ感情だと思えば、いま存続できているのは、まさにその恐怖心や不安感があるからだと理解できます。
エゴや自我は基本的に生命維持装置機能であり、つまり自分を守るために日々働いています。
怪我や病気に対して恐怖や不安を感じないのであれば人は交通量の多い道路にも平気で渡ってしまうかもしれませんし、お腹が空いたら道端に落ちているものでもなんでも食べてしまうかもしれません。
ですのでその不安や恐怖心があるおかげて存続できていると言っても過言ではありません。
それを知っているのと知らないとでは大きな違いです。
③については、我々の思考の働きは一日のうちに数万回とも言われています。
それは②でも書いたように生命維持装置が正常に働いているからであり、感じること自体は悪いことではないのですが、流石に過剰に働いてしまうのは心身共に疲れてしまいます。
思考は未来に起きそうなことを予測して不安になり過去の出来事にフォーカスして悔やんだりと過去と未来を行ったり来たりしています。
ですので、『いましている』その呼吸にフォーカスを当てるのです。
呼吸はいましているものです。
未来や過去に飛んでいる意識を今ここに連れ戻すためにいましている呼吸に意識を向けるための深呼吸になります。
過去にアメブロでも不安や恐怖に対する対処法を書いていますので、そちらもどうぞご参照ください
⬇(クリック)
過去に囚われて生きるより未来に働きかける|https://ameblo.jp/kaiyoo181/entry-12456717362.html
まとめ
不安や恐怖は生命を存続させるために必要な感情です。
ただ、過剰に反応してしまうのも疲れてしまいますので、その源泉がなにかを脳みそに理解させるためにノートに書き出して視覚化し漠然としたものから対処法を考えられるくらい明確なものにする。
過去や未来をいったり来たりしている忙しない思考を鎮めるために深呼吸をして今ここに戻ってくる。
その他にも対処法はありますが、ここで書かれている内容を実践するだけでも十分な効果はありますよ。